働き方改革の話

働き方改革で残業時間の総量規制が発動したのはご存じかと思いますが、先日うちの会社の偉い人が「法律のない国に頑張られたら負けちゃうよ~。」と言っていたのを聞いて思わず笑ってしまいました。

たぶんこのまま法律がなくても、労働人口の減少で負けは見えているので、今のうちに強めの規制をかけてその中で色々と工夫させてみるってのもアリなのかなと思わないでもないですけどね。

経営者には切実な問題なんだなあ〜。

まぁ、まだ働き方改革に危機感を持っている人はいいんですが、最悪なのが馬鹿の一つ覚えみたいに「残業減らせ!」とだけ言ってくる奴らですよ。

具体策も示さずに数値目標だけ指示してくるせいで現場の士気は壊滅状態。

「そんならもう無理して仕事なんかしないよ。勝手に破滅しろバーカ。」って感じで、皆の仕事が雑になってどんどん品質が悪化してます。

しかも働いたら働いただけ残業代として給料がもらえてたから会社でバリバリやってた人も、「給料に上限できるならこんな会社魅力無いわ」と、どんどん転職していく始末。

さっきも書きましたがこれからは規制の中で工夫していく会社が生き残っていくってことで、社員のモチベーション頼みで今まで何とかなってた会社は滅びる時なのかもしれません。

ちなみに自分は今後グローバルで生き残るには、人間の体使って働いている場合じゃなくてデジタル技術含めた先端技術に全力投球するしかないと思っているんですが、残念なことに日本の企業はITが全くできない上に法律にも自由度が無いんですよね〜。

恐らく今後、真のIT活用というか、AIやらITが本当の意味で活用され始めると今の人間で生産しているような品質や生産性なんか話にならないと思われるので、そこら辺になるべく早く投資して頑張って欲しいのですが。。。

まあでも、すでに外国勢が大分大きくなっちゃったし、機械化された大規模工場が個人事業主駆逐したみたいに、デジタルに対応できない日本の会社はもうダメなんだろうな(ヽ´ω`)

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