前回注文するところまでを書きましたが、ツクモで注文したパソコン(PC)が届いたので今回はベンチマークやらなにやらしてみた話です。
1.新PCが届いた!
「発送まで3稼働日(土日除く)掛かる」となっていたところ、2稼働日で出荷されたPCが届きました。
ドーン。
流石にデカいですね。
早速開けていきましょう。
付属品は電源ケーブルとドライバやWindowsのディスク類、説明書類、あとはネジとCpuグリスのみ。
あとは、有料(1500円)オプションで付けたマウスとキーボードが入ってました。
シンプルでいいですね。
ちなみにCpuグリスも発熱にビビッて有料(2,480円)のダイヤモンドグリス JP-DX1にしたので、標準グリスを選んでいる場合は入ってないかもしれません。
2.早速接続してみよう!
本体を箱から出した感じはこんな感じ。
前回買ったのよりちょっと背が低くなってますね。
というか、自分はここ10年ばかしツクモでばっかり買ってるので、これでツクモのPCが3台目。
技術が進歩すれば当然そうなるんでしょうけど、新しい機体になるほどサイズが小さくなるってのはなんだかモビルスーツみたいですね。
なお、持っているツクモPCの構成を比較すると大体こんな感じになります。
台目 | 1台目 | 2台目 | 3台目(New!) |
購入年 | 2008年 | 2013年 | 2020年 |
CPU | Core2 Quad Q9550 | Corei7 4770K | Corei9 9900K |
コア/スレッド | 4/4 | 4/8 | 8/16 |
メモリ | DDR2 4GB | DDR3 32GB | DDR4 64GB |
ディスク | SATA HDD 500G | SATA SSD 256G | M.2 NVMe SSD 1T |
購入額 | 158,725円 | 158,930円 | 217,558円 |
時の流れを感じるなぁ。。。
早速、新PCをモニタにつないで動作確認してみます。
どうでもいいですが、「お住いの地域はこちらでよろしいですか?」に出てくる日本の近くの地域が、香港、赤道ギニア、台湾、中央アフリカ、中国、南スーダン、南極、日本になってるんですが、すげえ順番ですね。
漢字の並びなのかな?
とりあえず動いたようで一安心です。
その後暫く使っても特に問題ない感じでした。
実は前回買ったエアロストリームは、最初は動くんですが暫く使ってると再起動したりする症状でいきなり工場行きだったんですよね。
暫く使わないと事象が起きないので工場の人も苦戦したのか「事象は再現したんですが、どの部品が悪いのかまだわからないんでもうちょっと預からせてください。」と電話があり、一週間後くらいに「原因はCPUでした!いや~、滅多にないんですけどね。」って連絡がきました。
その後は故障もなく7年間動いてくれたので全然いいんですが、機械ちゅうのは暫く使ってみないと何が起きるかわからないので、皆さんも気を付けてくださいね。
3.ベンチマークはどんなかな!?
んで、無事に動くことも分かったので早速ベンチマークを取ってみました。
旧PCからどのくらい性能が上がるのでしょうか。
①CPU
まずは、CPU-zのベンチにて測定。
- | 1台目 | 2台目 | 3台目(New!) |
購入年 | 2008年 | 2013年 | 2020年 |
CPU | Core2 Quad Q9550 | Corei7 4770K | Corei9 9900K |
コア/スレッド | 4/4 | 4/8 | 8/16 |
結果(シングル) | 120.5 | 380.2 | 554.5 |
結果(マルチ) | 474.4 | 2007.0 | 5112.6 |
遊びでCore2 Quadもとってみましたが、マルチのスコアが10倍超になってますね。
続いて2台目と3台目のCINEBENCH R20(シネベンチ)もやってみました。
- | 2台目 | 3台目(New!) |
CPU | Corei7 4770K | Corei9 9900K |
コア/スレッド | 4/8 | 8/16 |
スコア | 1572 | 4311 |
CPUごとのCINEBENCHスコアはいろんなサイトに出回ってるので、詳しくは専門サイト様の記事を見てもらえば良いかと思いますが、旧PCに比べて新PCの画像がすごい勢いで描画されれていくのは気持ちがいいですね。
②ディスク
続いて2台目と3台目のディスクをCrystalDiskMark 7.0で測定してみました。
噂のMVNe SSDの速さはどんなもんでしょうか。
おお、めっちゃ早い!
ReadもWriteも桁が一つ違います。
ちなみにM.2のSSDはサイズも小さくてすごい。
赤と黄色のケーブルの下にある基盤がM.2 SSDですが、CPUクーラーより小さい。
発熱がヤバいという弱点もあるらしいですが、今後はM.2に切り替わっていくんでしょうね。
4.グラボと電源を乗せ換える。
さて、一通りの動作確認とベンチが終わったところで、旧PCからグラボと電源を移植します。
新PCは旧PCからのグラボと電源の流用を前提とした電源400Wのグラボなし構成なので、このままではゲームができないのです。。。
ちゃちゃっとやってしまいましょう。
と思ったんですが、さすがショップで組んでるだけあって配線が丁寧に固定してあって非常に交換しづらい!
固定してあるケーブル類を一度全部外さないといけなくて結構時間がかかりました。
SATAとかが出てきて昔より大分マシになったとはいえ、PCの内部配線ってもっと付けやすくならないもんですかねえ。
もっと簡単に配線できるようになれば自作する人も増えると思うんですが。。。
5.んで、結局使ってみてどうなの!?
電源とグラボの交換も終わったので、その後一通り、ブラウジングやら、ファイル操作やら、ゲームやらをやってみました!
ベンチでは圧倒的な差を出した新PCですが、体感的な速度はどうなったのか!?
はい、全然変わりません!!
確かに、使っていると旧PCより早く感じる時があるにはあるんですが、普段使いする分にはほとんど自覚できる体感的差はありません!!
しいて言えばNVMe SSD内でのファイルのコピーは早いかな。
なんとなくそんな予感はしていましたが、動画編集にでも手を出さない限りは、新PCの恩恵を受けられそうにないですね。
そうそう、前回の記事で積みすぎても逆に良くないのは分かってるけど浪漫で64Gにしたって書いたメモリですが、気づいたら意外と30Gくらい使ってました。
あればあるだけメモリを使うと評判のGoogle Chromeが使ってくれてたみたいです。
というか使い過ぎだろ。。。別にいいけど。。。
6.おわりに
というわけで、今回は注文した新PCが届いたので使ってみた話でした。
やっぱりスポーツカーを買っても公道では60キロでしか走れないのと同じようなもんで、普段使いでは持て余しますね!!
所有欲という意味ではいいかもしれませんが、真の力を発揮させるには使い方を模索する必要がありそうです。
買ってから道具の使い方を考えるとは、なんとも本末転倒哲学的!!
皆さんも、これを機に是非高性能PCに手を出してみてはいかがでしょうか!?
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