先日買ったM.2SSDが爆熱状態だったのでM.2SSD用のヒートシンクと、PCクーラー(排気ファン)をつけてみた話です。
1.またM.2 NVMe SSDを買ってしまった。。。
先日、Amazonのセールで、M.2 NVMe SSDの1TBをポチってしまいました。
前回も6TBのHDDを2台買った記事を上げたばかりだし、「こいついつもストレージばかり買ってるな。。。」と思われる気がしないでもないですが、昔のメモリとストレージをケチケチ使っていた時代に育ったオッサンなので、余裕があるとついつい増設してしまうんですよね。。。
今となっては新しいゲームをインストールするために泣く泣くデータを消してディスクの容量を開けたり、メモリクリーナーとかでメモリをチマチマ解放したりしていた時代も懐かしいもんですが。。。
んで、ワシのマザーボードには、M.2 SSDを取り付けるスロットが2つあるんですよ。
CPUスロットの隣とPCIスロットの隣。
CPUスロットの隣のスロットは今メインドライブのM.2 SSDが刺さっているので、当然増設はPICスロットの隣の奴になるんですが、ここ、M.2 SSDを取り付けてからグラボを挿すとSSDがグラボの真下になるんですよね。
前にもM.2 SSDの話をした時に、「こんな発熱する機器を、グラボの真下に配置して大丈夫なのか??」と書いたことがありますが、どのマザーボードでもレイアウトを見ると大体ここら辺の位置にM.2スロットがあるみたい。
ストレージとは言っても、そもそもPCIeなので、なかなかPCIスロットから離れた場所に設置するのは基盤の配線上難しいのかもしれませんね。
こういう制限のある空間に対する位置取り問題って、一昔前は大学とかで結構人気の研究テーマだった気がするんですが、最近は高性能なコンピュータの計算で一瞬で解決するんでしょうかね。
2.M.2 NVMe SSDの発熱がすげえ!!
んでんで、早速取り付けてゲームとかを入れて暫く使ってみたんですが、心配していた通りとにかく発熱が凄い!
M.2 SSDの適正温度は40~50度らしいんですが、何にもしてなくても常に50度OVER。
ゲームをやっていたら76度まで上がりました。
↑Crystal DiskInfoの結果
流石にこれはまずいでしょお。
M.2 SSDは温度が上がると自動で速度を落とすサーマルスロットリング (Thermal Throttling)という機能もあるので、このままでは折角の性能をフルに使うことができません。
という訳で色々調べてたら、M.2 SSDはヒートシンクを取り付けて使うのが一般的らしいですね。
まぁ、M.2 SSD買う時もAMAZONの関連商品とかでヒートシンクが表示されまくっていたので、そういう製品があるってのは気づいていたんですが、どうせ車のオプションパーツとかといっしょで、自己満足製品なんでしょと思っていたのですが。。。
という訳でまぁ、取り敢えず安い製品をポチってみました。
中身はヒートシンク本体と熱伝導用のシリコンパッドと取付用の輪ゴムと3Mのテープ。
こんな風にM.2 SSDにシリコンパッドとヒートシンクをのせて輪ゴムで止めます。
テープは無くてもよさそうだったので使いませんでした。
んで、そのままマザーボードに取り付け。
結構高さがあるので、もしかしてグラボに干渉するかと思ったんですが、ギリギリセーフでした。
しかしグラボとギリギリということは、逆にヒートシンクが空気の流れを阻害して熱がこもりそうな気もしたので、秘密兵器をもう一つ購入。
PCシステムクーラーなるもので、まぁ簡単に言うと排気ファンです。
ケーブルが邪魔で少々斜めになってますが、SSDとグラボの下に取り付けてみました。
さぁこれでどうなるかな??
3.ヒートシンクとシステムクーラーの威力!!
結果はこんな感じになりました。
素晴らしい!
48度まで下がっています!!
取付前は何もしなくても常に50度超えていたので、効果があったみたいです。
4.おわりに
という訳で、今回はM.2 SSDにヒートシンクを付けてみた話でした。
PCマニアの人から言わせると、「なにを今更」的な記事かもしれませんが、まぁ何事も経験ということで。。。
しかし、マジでM.2スロットの位置をもう少しなんとかできないもんなんでしょうかね~。
皆さんも是非M.2 SSDにヒートシンクを付けてみてくださいね。