実家が改築の工事だかでネットが使えなかったみたいなんですが、先日ついにネットが復活。。。と思ったらWifiが使えないというので先日見に行ってきました。
1.とりあえずネットに繋がるようにしなくては。
実家は驚くべきことに光回線がサービス範囲外という超ド田舎。
ケーブルテレビ会社のケーブルモデムにバッ〇〇ロー社のルータを接続して使っています。
最初は構成も何も変わっていないので「ルータを繋ぎ直して電源入れるだけかな」位に思っていたんですが、ルータをケーブルモデムに繋いで電源を入れてみてもネットには接続できず。
ケーブル会社のモデムは PPPoE じゃないので、繋ぐだけで繋がる気がしたんですが。。。
ちなみに、親に使わせておいてアレですが、学生時代にバッ〇〇ロー社の外付けHDDドライブから火が出て以来、自分ではバッ〇〇ロー社の製品は使ってません。
きっと相性が悪いんだろうな。
(昔はダメ〇コ、バッキャ〇ーと呼ばれていましたが、最近は大きな会社になりましたよね。)
2.なぜかルータの管理画面にログインできないぞ。
それじゃルータの設定を見てみるか、ということでルータの確認画面にアクセス。。。
しようとしたんですが、なぜか設定していたパスワードで管理画面にログインできなくなっていました。
正直これには参りました。
昔ハッカージャパンで、自分のルータをハックしたコラムを読んだなあ。。。などと思いながら1時間くらい悩みまくったんですが、なんとパスワードが工場出荷状態に戻っていました。
しばらく電源抜いてたから工場出荷状態に戻ったのかな??
でも、ログインした後でルータの内部設定を確認したら、WiFiの設定とかは変更した内容がちゃんと残っていたんですよね。
じゃあなんでパスワードだけ初期化されてたんでしょうね。
保存されている場所が違うのでしょうか??
とりあえず管理画面からファームウェア更新して再起動したところWifiにも繋がるようになりました。
3.なにやらWifiの挙動が不安定
Wifiが拾えたので、あ~よかった。と思ったのもつかの間。
今度は何やらWifiの挙動が不安定です。
スマホ(Android)側からSSIDを指定して接続すると、その時は繋がるんですが、一度Wifiを切って再度繋ごうとするとなぜか再接続できない。
これでは半日くらいで親からWifiが使えなくなったという電話が来る事は間違いないでしょう。
これも暫く悩んだのですが、ネットを調べたら理由が載っていました。
どうも最近のAndroidは既定の設定ではステルスSSIDに接続できなくなったようです。。。
なんでも、最近は「ステルスSSIDの方がセキュリティリスクが高い」という解釈になっているんだとか。
「非公開ネットワーク」って設定をONにすれば接続できるようです。
昔会社で受けた無線LANの講習ではステルス設定を推奨してたんだけどなあ。。。
時代ですかね。
とりあえず色々悩んだのですが、この際なんでステルス設定自体を辞めることにしました。
4.バッ〇ァローのルータがまたしても謎の挙動
ひとまずWifiも接続できたので、これにて一件落着。
かと思いきや、またしてもルータの管理画面に入れなくなりました。
このくそルータなんなの??
と思ったんですが、なんとなく昔設定していたパスワードを入れてみたら今度はそれで入れました。
こんなことってあるんでしょうか??
じゃあ最初何で入れなかったんだよ!?って話なんですが、やっぱり自分と〇ッファロー社製品は相性が悪いみたいなので、早いところ別のに買い替えた方がいいのかもしれません。
最近話題のWifi6対応の製品がもっと早く普及するのであれば、自分の部屋のルータを買い替えて今使ってるNECのルータを実家に持って来るんですけどね~。
まだ出たばっかりだし何年かかることやらです。
5.WifiのSSIDとパスワードをQRコードに印字してみる
ここからようやく話の方向性が変わりますが、ルータの設定が終わった後、親には「何かの拍子にWifi設定を消しちゃったりしたらスマホのこの画面からこのSSIDを選んでパスワードを入力すればまた繋がるから。。。」と説明したんですが、どうもついて来れない感じ。
もっと年寄りでも簡単にWiFiに接続できる方法はないのだろうか。。。
と考えてみたところ、SSIDとパスワードをQRコードに印刷することを思いつきました。
流石にうちの親でもQRコードリーダー位は使えるはずです。
というわけで、「もしWiFiが使えなくなったら、このQRコードをこのQRコードリーダーアプリで撮影すれば接続できるから。」と説明したんですが、実際にやって貰ったところ、アプリで撮影した後に出てくる「この内容を検索する」ボタンから読み込んだSSIDとパスワードをネットで検索してしまうという結果に終わりました。
うーん、QRコードにはSSIDとパスワードが平文で書いてあるわけで、これを検索なんてされた日には公開網にうちのSSDIとパスワードが垂れ流しになってしまいます。
これの作戦はダメだ。。。
うーん、どうしよう。
一旦タイムアップでその日は帰宅しました。
6.そうだ!NFCタグを使おう!
その後暫くして、なんとなく家でゴロゴロしていた時にフと、「そうだNFCに書けばいいんじゃん。」と閃きました。
両親は確か二人ともNFCが付いているAndroid端末だったはずなので、NFCならタッチさえできればWifiの設定ができます。
これは良い思い付きだということで、とりあえず今度帰省するときにNFCタグを買って帰ることにしました。
7.NFCタグが売ってねえ!
後日、実家に帰省する用事ができたので、帰省前にNFCタグを入手しに足を延ばして秋葉原のヨドバシへ。
ちょっとブラついてみたんですが、NFCタグが見当たりません。
結局、店員の人を捕まえて聞いてみることにしました。
ワシ「NFCのタグが欲しいのですけど。どこにありますか??」
店員さん「え?...なんです??」
ワシ「NFCっていう携帯の裏とかで読み込んだり書き込んだりできるチップみたいなのが売ってると思うんですよ。これですわ。」
と、わざわざ気を使ってヨドバシ・ドット・コムの製品一覧を見せたんですが、まだ良くわからないらしく店の端末で検索してもらえることに。(ブログ上はアフィリエイトの関係でAmazonのリンクでヨドバシさんには申し訳ない。。。)
すると、「あ~、これは。。。。。お取り寄せになりますね!!」
と、まさかの一言。
アキバのヨドバシに売っていない電化製品があるとは。。。
訳の分からないコンデンサとかならともかく、NFCタグってそんなに需要ないのでしょうかね??
まあ、使い道はイベントとかお店のWiFiの設定するくらいしか思いつかんけども。
しかし、ヨドバシに無くてもさすがにアキバに無いことはないだろうと、ネットで検索したら直ぐそばの昔ながらの電気部品屋さんで20枚1200円で売っていました。
流石は秋葉原。
名著「PCコマンド ボブ&キース」でボブが「そこはそれ、ここは秋葉原。PentiumⅢはともかく、Athlonだったらどこかにフライング販売している店があっても不思議じゃないさ。」と言っていたのを思い出しました。
とりあえずこれにSSID設定を書き込めば年寄りでも簡単にWifi接続できるようになるはず!!
8.なぜかNFCに設定が書き込めない!なぜだ!!
実家にて、NFCの書き込みを試みました。
NFCが付いているAndroid端末なら、SSIDを長押しすると表示される「NFCタグに書き込む」を選択するとNFCタグに書き込みができるはずです。
しかし自分の端末では長押しすると何故か「 NFCタグに書き込む」 が表示されず、「ネットワークの詳細」画面が出てきてしまいます。。。
これは一体なぜなのか。
どうも接続が確立してしまったWiFiだとネットワークの詳細画面になってしまうっぽいので、WiFiを「自動的に接続しない」設定にして長押ししてみることに。
すると出ました!「NFCタグに書き込む」!!
ただ、その状態でパスワードを入力すると「パスワードが誤っています」という表示が出て書き込みできず。。。
そんな馬鹿な。。。
その後30分くらい格闘したんですが、どうしてもできずに諦めようとした矢先に、ちょっと思いついて親の携帯でやってみたらあっさり書き込めました。
なんかAndroidのバージョンの違いでもあるんでしょうか。
こういうことがあるとちょっとだけiPhone信者の人の気持ちがわかりますね。
とりあえず精神的に疲れたので自分の端末でできなかった原因を追い求めるのはやめました。
9.おわりに
とりあずやろうとしたことが何もかも上手く行かなかったわけですが、最終的にNFCタグへのタッチで実家のWiFiに接続することができるようになりました。
まあ、一度設定しちゃえばそうそう再設定の必要はないんだろうけど。。。
NFCタグはタッチするだけで色んなことが出来て便利なので皆さんも何かに是非使ってみてください!!
追伸:ちょっと調べてみたら、NFCでタッチするだけでWifi接続できるルータがNECから既に発売されていました。
流石ですね~。
今度買い替えるならこういうのにしようと思います。
しかし、最初はWiFiをNFCで設定できるようにすると、お年寄りとかでもスマホが対応していればタッチするだけで設定できるから超便利だよ!!みたいな記事を書こうと思っていたんですが、読み返してみたら半分くらいが〇ッファローのルータの話になってましたね。。。