天皇陛下のご即位記念硬貨(500円バイカラー・クラッド貨幣)の引換えが、2019年10月18日(金)より銀行等で始まったというので本日(21日)行ってきました。
少々出遅れたことと、Twitterなんかでは終了したところもチラホラ出てるらしいことが書いてあったので入手できるか心配だったのですが、みずほ銀行で無事交換することができましたのでその話をメモとして残しておきます。
1.天皇陛下御即位記念貨幣の交換はどこでできる?
財務省のHPによると、「銀行(ゆうちょ銀行及び外国銀行在日支店を含む。)、信用金庫、信用組合、労働金庫、農林中央金庫、農業協同組合、信用農業協同組合連合会、漁業協同組合、信用漁業協同組合連合会」で引き換えできるとのこと。
(記事の一番下に引換取扱機関一覧のリンクを貼っておきます。)
ネットの反応を見る感じだと、同時に記念切手が出たからか郵便局で交換している人が多そうでしたね。
ただ、今日の午前中には「みずほ銀行の本店で交換終了」という書き込みがネットにあったので、銀行でもそれなりに交換されてはいるようです。
自分は隣町のみずほ銀行の窓口で交換してきました。
2.交換はどうすればできるの??
自分は銀行に入ったら受付に「御即位記念硬貨の交換の方は記入をお願いします」という両替依頼書が既に置いてあったので、近くにいた行員の人に一声掛けて記入しました。
まぁ普通は入ると受付の人がいるので、その人に「天皇陛下御即位記念硬貨の交換がしたい」と伝えれば対応してもらえると思います。
両替依頼書に記入するのは、
①電話番号
②氏名
③交換枚数
④金額
の4つだけ。
住所とか、みずほ銀行に口座を持っているかとかも聞かれませんでした。
ちなみに、初日は一人2枚までという制限があったようで、受付に置いてあった両替依頼書の記載例でも枚数のところに「2」と書いてあったのですが、二日目以降は特に制限がないとのことだったのでせっかくだから10枚(5,000円分)交換してきました(みずほ以外はどうなのか不明)。
ネットだと棒金(硬貨50枚が棒みたいにまとめてあるもの。500円硬貨だと25,000円分)で交換している強者もいたらしいですが、流石にそこまでの度胸はないです。。。
その後の交換の流れとしては、両替依頼書の記入が終わると上の写真の左側の受付カードをくれるので、その番号が呼ばれたら窓口に行って記入した両替依頼書を渡して、またこんな
カードを渡されるので、その番号が呼ばれたらまた窓口に行くと、記念硬貨が受け取れます。
自分の場合、他に人もあまり居なかったので、全部で大体10分くらいでしたね。
あ、あと財布に1万円札しかなかったので、1万円札出したんですがちゃんとお釣り?も貰えました(当たり前だけど)。
ちなみに、交換の手数料も無料なので、銀行としては完全にサービス作業ですね。
受け取った記念硬貨がコレ。
うーん、輝いていますね。
真ん中が白くて、なんかユーロっぽい感じがします。
皆さんも令和の記念に交換してみてはいかがでしょうか。
3.補足1:コレお店で使えるの?
記念品だから使う気はあまり無いですが、使えるようです(自動販売機は不可)。
この500円記念硬貨は、額面と引き換え金額が同じなので500円として普通に使えます。
あと銀行で普通の500円玉にも交換して貰えるみたい。
ただ、造幣局の通信販売で買えるという「一万円金貨」の方は、値段が約14万円(140,555円)なのに額面が1万円なので、店で使うと滅茶苦茶損します。
純金20グラムらしいので、単純に金として売れば今日の買い取りレート(1g:5,600円くらい)なら、大体11万円くらいになるんでしょうかね。
店で使ったり、銀行で交換してしまうと10万円くらい損することになるので、1万円金貨を買う人は気を付けてください。
もし手放すなら、古物商に持ち込んで査定してもらうか、金として売りましょう。
(一応硬貨なので自分で溶かしたりするとなんかの法律に引っ掛かるかもしれませんが。。。)
しかし、上皇陛下の時の御即位記念金貨は額面が10万円で、金が30グラムだったことを思うと、なぜ今回は額面が1万円なのか謎ですね。
当時の金のレートは大体1g:1,800~2,000円みたいだから、今回とは逆に金として売るより店で使った方が得だったことに何か原因があるのかな??
たぶん財務省の頭のいい人が前回の反省とか色々踏まえて設定したんでしょう。
(単純に当時は日本がまだイケイケだったせいなのかもしれませんが)