マイナンバーカード(個人番号カード)を申し込んだ話【電子申告(e-Tax)に必要!】

今年の確定申告の時にゴタゴタしたので、今年こそはマイナンバーカード(個人番号カード)を入手しようと思い、先日申し込みを行いました。

今回はそのお話。

1.マイナンバー(個人番号)カードとは

ざっくり言うと、市区町村が発行するプラスチック製のカードで、住所・氏名・生年月日・顔写真が記載されているので身分証明書として使えるかつ、裏面にマイナンバー(個人番号)が記載されているので、税の手続きや社会保障を受ける際の番号確認に使用できるカードです。

んで、我々のような庶民にとって一番重要なのが、このカードが電子申告(e-Tax)システムの認証に使われているということ。

つまりこのカードが無いと、基本的にはe-Taxを使って電子申告することができません。

前回記事にした、税務署で払いだしてもらえるID・PW(アイディー・パスワード)を使って電子申告する方法もあるのですが、これはマイナンバーカードが普及するまでの暫定措置とのことでいつ撤廃されるかわからないため、今後も電子申告をするのであれば是非入手しておきたい(せざるを得ない)カードになっております。(参考:確定申告をID・PW方式の電子申告(e-Tax)で申告した話

まぁ、マイナンバーについては、国民に番号を振る是非など、住基ネットの頃から色んな議論があるようですが、カード取得有無に関係なく既に個人番号は振られてしまっているので、さっさと取得するのが吉だと思いますね。

ただ、微妙に怖いのが、最近、普及率の向上を目指して「保険証の代わりになる」とか、「ポイントが付くようになる」とか色々と言われている関係で、取得したあとになって「規格変わったから古いカード使えなくなるよ。」って連絡が来るのだけは本当に勘弁してもらいたい。

100歩譲ってそうなったとしても、役所で古いカード出せば新しいカードが即時発行できるとか、そのくらいはして欲しい。

たのむよ、マジで。

2.どうやって申し込むの?

んで、そんなマイナンバーカードの申し込み方法ですが、現状4種類の申し込み方法があるようです。

 ①郵便による申請
 ②パソコンによる申請
 ③スマートフォンによる申請
 ④まちなかの証明写真機からの申請

どの申請でも、必要なものは以下の2つ。

 A.顔写真(のデジタルデータ)
 B.交付申請書に記載の申請書ID(半角数字23桁)

今回は無難に②の「パソコンによる申請」にすることにしました。

紙ベースでの申請は、書き損じがあったり、やり取りした紙資源を保存しておくのに物理的なスペースが必要だったり、後で資料が必要になったときに探すのが大変だったりで最近は何でもデジタルファーストにしています。

申請方法として目新しいのは④の「証明写真機からの申請」ですが、これは必要事項の入力とかをしている間に他の利用者が来ちゃいそうなので諦めました。

が、どうも後々調べると通知カードに添付されていた交付申請書に記載のQRコードを証明写真機に読み込ませるだけで最低限の入力はできるみたいなので、あとは撮影して自動申し込みが可能っぽいですね。

今思うとこれが一番簡単だったかな。

3.写真を撮りに行くぞ!

「顔写真(のデジタルデータ)」は、スマホから撮影してもいいんですが、折角公的な身分証をつくるので、ちゃんとした写真機で撮影しようかなと思って街中の証明写真機で撮ってきました。

DNPフォトイメージングジャパン社の「Ki-Re-i」という証明写真機だと、証明写真機で撮影した画像をスマホにダウンロードすることができるとのことなので今回はこれを使用。


↑そもそもこの機械で撮影からカード申請までが可能。(今回は撮影のみ)

使い方としては、お金をいれてマイナンバーカード申請サイズの写真「縦4.5cm×横3.5cm」を撮影をすると、こんな

受付証が印刷されるので、あとは「Ki-Re-i Photo」アプリで、印刷されているQRコードを読み込んでデータをダウンロードすると、証明写真のデジタルデータが入手できます(通常モードでお値段800円)。

サーバへの保存期限は1週間とのことなので、撮影したら早めにダウンロードしましょう。

しかし、ハード等諸々の制約で仕方がないんでしょうけど、この受付証って普通の証明写真用の紙に無駄に豪華に印刷されて出てくるので、これならせめて証明写真も何枚か印刷してくれてもよくない??って思えて微妙に心象が悪いですね。

同じ紙に証明写真を6枚印刷して800円のところ、顔写真程度のデータをサーバに1週間保存して800円取るのもどうなのって感じがするので、値段そのままにするならもっと質素な感じにした方が好感が持てる気がします。

まぁ、値段下げても700円までは落とせないし、それならいっそのこと受付証も豪華にしようってむしろ気を使ってくれてこのクオリティなのかもしれませんけど。

最近はデジタルデータの写真をアップロードして、コンビニの印刷機で3枚200円とかで証明写真形式で印刷してくれるサービスもあるので、証明写真業界も技術革新の荒波に揉まれて大変なんでしょうね。。。

4.Webからカードの申し込み。

そんなこんなで、写真のデータが入手できたら、あとはマイナンバーカード総合サイトから、交付申請をするだけです。

が、自分の場合、マイナンバーの通知カードが届いたときの封筒がどっかに行ってしまっていて、それに書いてあるという「交付申請書に記載の申請書ID」が解らなくて大変でした。

結局、部屋をひっくり返してなんとか見つけましたが。。。

ちなみに通知カードに添付されていた交付申請書を紛失した場合、市区町村の窓口で新たに申請書IDを発行してもらうか、手書きの申請のをする必要があるとのこと。

ここで、「マイナンバーの通知カードの再発行」をしてもマイナンバーの通知カードが再発行されるだけで、申請書IDは入手できないみたいなので気を付けてください。

Web申請自体のやり方については、必要事項を入力していくだけで特に難しいところがないので割愛しますが、途中で出てくる「電子証明書の発行を希望しない」というチェックだけは付けないように気を付けましょう。

これをチェックしてしまうと、折角マイナンバーカードを入手しても電子申告ができなくなります(窓口に持ち込めば後から追加することは可能とのこと)。

なんでこのデジタル時代にこんな設定許してるんでしょうね??

点字の有無も選べますが、こちらは好きにすれば良いようです。

5.いつ受け取れるの?

マイナンバーのポータルサイト等によると、交付の申請をしてから交付通知が来るまでに概ね1か月~2か月とのこと。

電子で申請している割にちょっと時間かかりすぎじゃねえの??

って思わないでもないですが、来年の確定申告期に向けて取得するのであればそろそろ申し込んでおいた方がいいかもしれません。

6.終わりに

今回は、マイナンバーカードの申し込みについての記事でした。

交付通知が届いたら、今度は受け取り編ということで記事にしたいと思います。

そういえば、今後は紙の通知カードを廃止してカード普及率を実質100%にするって話も出ているみたいですが、それなら最初からそうして欲しかったよな~。

皆さんもこの機会に是非申し込みを検討してみてくださいね。

【追記】申し込みしてから3週間後にカードが出来た連絡がきたので受け取ってきました!
関連記事:マイナンバーカード(個人番号カード)を受け取った話【電子申告(e-Tax)に必要!】

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