前回、マイナンバーカードを申し込んだ話を書きましたが、今回は受け取りに行った話です。
基本的には市区町村などの自治体が発行するので、その自治体のルールに従ってくださいね。
1.マイナンバーカードが出来た連絡が来た。
マイナンバーカードを申し込んでから丁度3週間経過した日に、ポストに「転送不要・重要」と書かれた封筒が入っていました。
マイナンバーカードができたから受け取りに来てねっていう連絡ですね。
ホームページには「申し込んでから1~2ヶ月かかります」って記載があったので、3週間というのは結構早かったなって感じですが、この電子時代にカードの発行に3週間もかけるのはどうなの?って気もしないでもないですね。
色んなお役所仕事があるんでしょう。
んで、封筒に入っていたのは以下の3点。
①個人番号カード交付・電子証明書発行通知書兼照会書(はがき)
→マイナンバーカードは確かに私が申請したもので、受け取りますよという意味で署名して役所に持っていくんですが、封筒に入っているのになぜか郵便はがきになっている。
たぶん当初はハガキでの運用を想定していたんだろうけど、②と③が原因で封筒になったものと思料(※)。
※中央官庁なんかの公務員が良く使う「思います。」という意味の言葉。
②個人番号カード交付のご案内
→個人番号カードの受け取りの方法を記載したペラ紙。
③交付場所のお知らせ
→今回の通知が封筒にならざるを得ない決定的な原因と思われるペラ紙。
「ハガキに交付場所が書いてあるけどそれ嘘なんで。新庁舎立てたからそっちに来てね。」って内容。
こういう封入作戦はシステム対応が間に合わないときとかに良くある手ですね。
2.マイナンバーカードの受け取りには予約が必要!
驚いたのが、マイナンバーカードの受け取りには事前予約が必要とのこと。
交付希望日の2業務日前までに予約が必要で、第3土曜日に続く日曜日は国のシステムがメンテナンスのため交付不可。
いや~めっちゃ面倒臭いですね。
とりあえず予約システムで予約をしろとのことだったので、年末の駆け込みで予約をしました。
役所なので基本的に土日祝日は受け取れないのかと思っていたんですが、うちの自治体は日曜の開庁日っていうのがあって日曜でも受け取れるようです。
嬉しい反面、チラシにも「日曜日は特に予約が取りにくい状況」という記載があったので、やっぱり混むんでしょうね。
3.受け取りに必要なもの
本人受け取りの場合、必要なものは以下となります。
①個人番号カード交付・電子証明書発行通知書兼照会書(はがき)
→署名したものを回収されます。(本人の場合は署名のみで押印は不要)
②本人確認書類
→身分が確認できる書類です。免許証やパスポートなんかだとそれだけ。
保険証や社員証だと2つ以上の組み合わせでの確認になるようです。
コピーされます。
③通知カード(紙製のマイナンバーの通知カード)
→回収されます。
※既に紛失している場合は紛失届を書かされるようです。
無くしたのが家の中の場合「家で無くしました」って言うだけらしいですが、無くしたのが家の外だと、遺失を届け出た警察署の連絡先と遺失届受理番号、火事で焼失してしまった場合は消防署が発行する罹災証明書が必要とのこと。
ギャップが激しすぎますね。
大体、家の中にあるなら探してこいよって気もしますが。。。
通知カード?なにそれ??って方はこちら→総務省HP |
④住民基本台帳カード、古いマイナンバーカード(持っている人だけ)
→回収されます。
4.暗証番号を決めよう!
役所でマイナンバーカード(個人番号カード)を受け取るときに暗証番号を設定するのですが、スムーズな受け取りのためあらかじめ決めておく必要があるらしいです。
電子証明書機能を希望しない人は③④の2つだけで良いらしいですが、電子証明書機能を希望しない人など殆どいないと思われるので基本的に4つ必要で、②③④は同じ番号にできるとのこと。
①署名用電子証明書暗証番号
→電子申請(e-Tax)を利用するために必要。
英数字混在で6文字以上16文字以下(英字は大文字のみ)
②利用者証明用電子証明書暗証番号
→マイナポータルや住民票等のコンビニ交付に必要。
数字4桁。
③住民基本台帳用暗証番号
→個人番号カードを使った転入・記載変更等に必要。
数字4桁。
④券面事項入力補助用暗証番号
→個人番号カードの住所や氏名のデータ利用に必要。
数字4桁。
5.いざ受け取りへ!
受け取りのために役所へ。
予約した時間は10:00なんですが、到着したのは少々早くて9:40分くらい。
受付の人に「早く着いちゃったんですが、大丈夫ですか?」と聞いてみたら、「空き状況にもよるんですが、大丈夫だと思いますよ。」とのことで、受付票を発行してもらいました。
んで、機械から受付票が発券された10秒後くらいには、すぐに自分の番号が呼び出し。
ガラガラだったみたいですね。
10時まで時間潰してから受付に行かないで良かったです。
手続きは以下の順番でした。
①署名したハガキの回収
②身分証明書の確認とコピー
③券面記載内容の確認
→間違いがないか確認しましょう。
④個人番号カード・電子証明書 暗証番号記載票の記入
→考えてきた暗証番号を記入しましょう。
署名用電子証明書暗証番号以外の3つの番号は「同じ番号にすることができる」のですが、役所の人の説明は「同じ番号にしてください」でした。
一応記載票にも注意書きで「同じ番号にすることができます。」って書いてあるし、言われなくても面倒臭いので最初から同じ番号にするつもりだったのですが、特に記載票の内容を読まずに指示だけに従ったら同じ番号にしちゃうと思うので、厳密に言うと「同じ番号にしてください」という発言はまずいんじゃないかな。
役所の人が言い間違えたのか、勘違いしているのか、推奨しているのか、わざとやっているのかは分かりません。
⑤暗証番号登録
→記載票に書いた暗証番号をタッチペンでシステムに入力して登録します。
⑤個人番号カード・電子証明書の利用案内
→主に電子証明のパスワードを連続で間違えた時のロックアウトの説明(窓口で申請が必要)と、カードを紛失した場合の説明でした。
あと、電子証明書の期限は発行してから5回目の誕生日までとのこと。
券面にマジックで有効期限を記入させられます。
カード自体の有効期限は10回目の誕生日までなので、1回更新すると次の期限はカードの有効期限までってことなんでしょうけど、マジックで記載した前の有効期限は消えないので超絶恰好悪いですよね。
まぁそんなにホイホイ人に見せるカードじゃないので別にいいですけどね。
6.おわりに
というわけで、マイナンバーカードを遂に手に入れることができました。
↑申し込み時に「点字あり」にしていたので裏面にはちゃんと点字もついてました。
カード保護用のチープなケースが付属するんですが、表面は性別、臓器移植の希望欄、裏面はマイナンバー欄を目隠ししてくれます。
が、マイナンバーが記録されているQRコードは隠してくれないんですね~。
「QRコードは目で読み取れないだろ?お前読めるのか??」って理由なのか、単純に忘れてただけなのか不明ですが、ケースに入れていても裏面を撮影されると個人番号が漏れる可能性がありますのでご注意ください。
特にSNSとかブログにマイナンバーカードゲット!って写真アップするときに隠し忘れる被害が良く出ているようです。
まぁ番号だけ知れても普通は使い道ないですが、漏れないに越したことはないですからね。
というわけで、これで来年の確定申告は気持ちよくe-Taxで電子申告することができそうです!
申し込みから受け取りまで結構時間が掛かるので、皆さんも是非お早めに入手してみてください!!
関連記事:マイナンバーカード(個人番号カード)を申し込んだ話【電子申告(e-Tax)に必要!】 |