先日、ひょんなことから平日の午後が休みになってしまったので、「たばこと塩の博物館」へ行ってきました。
1.たばこと塩の博物館(たばしお博物館)とは
JR錦糸町駅。
たまたま午後の予定がスッポリとなくなってしまい、休みになってしまったワシは駅ビルの中の「ねぎし」で遅めの昼飯を食いつつ、午後から何をするかなぁとスマホをポチポチいじっていました。
折角普段来ない錦糸町に来たんだし、何か面白いところが無いかなぁ。
というわけでスマホで探して見つけたのが「たばこと塩の博物館(たばしお博物館)」。
なんでも、「たばこ」と「塩」の歴史と文化をテーマとする博物館として、日本専売公社(現・日本たばこ産業株式会社)により設立されたらしく、元々は渋谷にあったのが、2015年に墨田区横川に移転してきたらしい。(錦糸町駅からだと徒歩15分くらい)
申し訳ないことにタバコは吸わないんだけど、なんだか面白そうだし行ってみよ!!
2.たばしお博物館に向かってブラブラ歩く
「たばこと塩の博物館」は大横川親水公園沿いにあるので、大横川親水公園をブラブラ北上することにしました。
こういう水場沿いを歩ける散策コースっていいですよね。
水場にはカモがいたりして、写真を撮っている人や、のんびり川を見ている人やらがいました。
ワシも早期リタイアしてこういう生活して暮らしたいなぁ。
ちなみに、押上方面に向かって歩くことになるので、スカイツリーもドーンと見えました。
そういえば”水場沿いを歩く”で思い出したのでついでに書いときますが、前に神奈川県の秦野に出張したときに水無川沿いを歩いたら結構良かったですよ。 ↓秦野の水無川沿い |
3.たば塩博物館についた!
15分くらいで「たばこと塩の博物館」に到着。
昔スウェーデンの煙草屋の看板に使われていたというシンボルモニュメントがお出迎えしてくれます。
ちなみに入館料は大人100円。(小・中・高校生だと50円らしい)
丁度「たば塩コレクションに見る ポスター黄金時代」という特別展(2/16迄)をやっていたので、受付で、博物館の案内とは別に特別展用の冊子を貰えました。
全頁カラーだし結構お金かかってますね。
4.特別展「ポスター黄金時代」
まずは2Fの特別展。
「たば塩コレクションに見る ポスター黄金時代」ということで、1890~1960年代のポスターを中心に展示されていました。
昔は手書きで書いてたんだからすごいよね。
↓これ等なんかは現代でも違和感なく通用しそう。
↓こちらはタバコ=健康に悪いという概念が作られる前の作品って感じですね。
にしてもカッコいいな。
↓闇たばこ撲滅用ポスター。
政府のポスターってのは毎度毎度あまりにセンスが無いですが、逆にそれが何とも言えない味をだしてますよね。
他にはタバコのケースや、たばこカードなんかも展示されてました。
当時集めてたら、今ならコレクションとしていい値段になるでしょうね。
5.常設展「塩の世界」
続いて、お隣の部屋の常設展「塩の世界」へ。
テーマは塩。
ワシはタバコは吸わないけど、高血圧ってことで塩にはなじみが深いんだよなぁ。
↓超有名な岩塩層に作られた礼拝堂に関する展示
↓あとは色んな塩田の塩や岩塩が展示されていました。
「わぁ~塩ってとれる場所によって結構見た目が違うんだなぁ~。」と思わせてくれる一方、中国の塩(最後のやつ)だけ妙に粒が揃っていて工業製品みたいなのが面白かったです。
あとは、塩の作り方の変遷や、塩にまつわる話の展示なんかがありました。
「飢饉を救った塩味」っていうコンテンツで、「そのままでは飲み込みにくい野生植物の根なども、塩味があればなんとか食べることができた」って説明があって、どんだけ塩美味いんだよって思いましたね。
結論:「塩があれば何でも食える」
6.常設展「たばこの歴史と文化」
続いて3Fの常設展「たばこの歴史と文化」へ。
ここでは世界のタバコやら、それに使われたパイプやキセル、入れ物なんかの小道具が展示されていました。
↓すげえ量のパイプやらキセルやらが!
↓当時流行ったのか、顔が付いてる奴もありましたがちょっとグロいですね。
まぁ吸っている時は後頭部しか見えないんだろうけど。
↓あとはお洒落な嗅ぎたばこ入れなんかもありました。
しかし、圧巻だったのが昔の煙草屋を再現した展示。
こんな店あったよなぁ~。って店が超再現されていて感動しました。
↓中まで作りこまれてる!
いやぁ、ノスタルジーですねえ。
7.ミュージアムショップ
んで、帰りにミュージアムショップにお立ち寄り。
煙草や塩にちなんだお土産が用意されているんですが、ここのミュージアムショップのお土産はいちいち面白い商品が多くて良かったです。
東京国立博物館のミュージアムショップとかは、広いわりに正直「この商品誰が欲しがるんだ??」みたいなものも多いんですが、こちらのミュージアムショップは貰って嬉しいものがちゃんと用意されているって感じですね。
東京国立博物館が「公務員が考えたお土産」なのに対して、たばしお博物館は「民間企業が考えたお土産」とでも言うか。。。
日本専売公社も民営化されて結構経ちますからね。
来訪の記念ということで、可愛かった人生のともしびマッチと、食卓塩ピンズを買いました。
8.おわりに
というわけで、今回は「たばこと塩の博物館(たばしお博物館)」へ行ってきた話でした。
ちなみにこの日は、折角だから塩分摂取しよ!ということで、昼も牛タンを食べたのに夕飯も焼肉にしました。
いや~塩分って本当に美味いですね。
皆さんも「たばこと塩の博物館」へ是非行ってみてくださいね!!
(ちなみに今回は錦糸町から行きましたが、最寄りは「とうきょうスカイツリー」駅のようです。)
↓最後に塩繋がりということでトリュフ塩のリンク張っておくので買ってね!